#恋する海外文学

ゆとり会社員がお届けする海外文学・ビジネス書・洋書の感想ブログ。 Literary Classics and Murder-mystery Book Review from Japan ;)

海外文学(地域別)-アメリカ文学

エラリー・クイーン『ローマ帽子の謎』

★本の情報 ・エラリー・クイーン『ローマ帽子の謎』 ・訳:井上勇 ・出版:創元推理文庫 ★あらすじ 新作劇“ピストル騒動”上演中のローマ劇場の客席で、弁護士のフィールド氏が毒殺された。現場から被害者のシルクハットが消えていたことを手がかりに、ニュー…

エラリー・クイーン『Yの悲劇』

★本の情報 ・エラリー・クイーン『Yの悲劇』 ・訳:鮎川信夫 ・出版:創元推理文庫 ★あらすじ 行方不明をつたえられた富豪ヨーク・ハッターの死体がニューヨークの湾口に揚がった。死因は毒物死で、その後、病毒遺伝の一族のあいだに、目をおおう惨劇がくり…

ポール・ハーディング『ティンカーズ』

★本の情報 ・ポール・ハーディング『ティンカーズ』 ・訳:小竹由美子 ・出版:エクス・リブリス ★あらすじ 退職後、時計修理を営んできた80歳のジョージ・ワシントン・クロスビーは、死の床で、自宅がばらばらに崩壊する白昼夢を見る。記憶や思い出の数々が…

エラリー・クイーン『Xの悲劇』

★本の情報 ・エラリー・クイーン『Xの悲劇』 ・訳:鮎川信夫 ・出版:創元推理文庫 ★あらすじ ニューヨークの電車の中で起きた奇怪な殺人事件。おそるべきニコチン毒をぬったコルク玉という新手の凶器が使われたのだ。この密室犯罪の容疑者は大勢いるが、聾…

ローリー・キング『女たちの闇』

★本の情報 ・ローリー・キング『女たちの闇』 ・訳:山田久美子 ・出版:集英社文庫 ★あらすじ 15歳のとき、イギリスのサセックスの丘陵で、ホームズと運命的な出会いをしたメアリ。彼の薫陶を受ける一方、オックスフォード大学で神学を学んでいたが、21歳の…

エラリー・クイーン『オランダ靴の秘密』

★本の情報 ・エラリー・クイーン『オランダ靴の秘密』 ・訳:越前敏弥・国弘喜美代 ・出版:角川文庫 ★あらすじ オランダ記念病院の見学席から手術を見守るエラリーの前に運ばれてきた患者。だが、シーツをめくると彼女は絞殺されていた。被害者は病院の創設…

エラリー・クイーン『中途の家』

★本の情報 ・エラリー・クイーン『中途の家』 ・訳:井上勇 ・出版:創元推理文庫 ★あらすじ ニューヨークとフィラデルフィアの中間にあるあばら家で、正体不明の男が殺されていた。男は、いったいどっちの町の誰として殺されたのか? 二つの町には、それぞ…

スティーヴン・ミルハウザー『イン・ザ・ペニー・アーケード』

★本の情報 『イン・ザ・ペニー・アーケード』 作者:スティーヴン・ミルハウザー 訳:柴田元幸 出版:白水Uブックス ★あらすじ 遊園地のペニー・アーケードの様々な仕掛けに子供達が胸躍らせるように、本書の読者はミルハウザーの圧倒的な想像力の前に大いな…

パトリック・クェンティン『二人の妻を持つ男』

★本の情報 ・タイトル:二人の妻を持つ男 ・著者:パトリック・クェンティン ・訳者:大久保康雄 ・出版社:創元推理文庫 ★あらすじ ビル・ハーディングは、現在C・J出版社の高級社員として社長の娘を妻に迎え、幸福な生活を送っていた。ところがある晩、…

ポール・オースター『ミスター・ヴァーティゴ』

楽しかった日々を忘れるなよ― 「著者その人が1つのジャンルといえる人はだれか?」と問われたら、私は迷わずポール・オースターの名前を挙げると思います。 非現実的なストーリー、が根底にあるのかと思いきや、『ムーンパレス』では人類の月面着陸が、そし…

【読了】T.シュヴァリエ『林檎の木から、遠くはなれて』

**この記事はネタバレを含みますので、ご注意ください** すごい本に出会ってしまいました。この著者の本は、以前に『真珠の耳飾りの少女』を読んだことがあるのですが、同じ人が書いたとは。 『真珠の耳飾りの少女』も、この本も、静かではあるんですが、何…